運動療法(ピラティス)について

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当院では、PHIピラティス、NASM-PESの考えを元に運動療法を組み立てています。

ご自身の将来の身体のため、覚えて損はないメソッドだと感じていますので、是非一人でも多くの方に知っていただきたいと思っています。

ピラティスをお勧めする方

  • 根気よく続けられる方
  • You tubeなどでやってみたがあまり効果が出なかった方
  • 運動不足、苦手な方
  • 姿勢改善したい方
  • ダイエットより運動の質(ボディメイク)にこだわりたい方
  • 安全に身体を柔らかくしたい方
  • 鍼灸整体だけではどうしても症状が戻りやすい方
  • スポーツをしている方
目次

運動療法の目的と効果

当院の運動療法の目的は、感覚を良くすることで姿勢を整え、身体を機能的(効率的)に動かすことが出来るようになり、症状が出にくくなる身体づくりをすることです。

身体を機能的に使えていると、日常生活や仕事、スポーツによる疲労が蓄積しにくくなり、障害の予防やパフォーマンスのアップに繋がります。(主に筋肥大やパワーを求めている方向けではありませんが、そちらを求めている方でも、身体を機能的に使う練習をしてから負荷を増やしていく方が安全です)

多くの場合の症状の原因として代償動作というものがあります。
代償動作とはある動きの時にきちんと使いたい関節や筋肉ではないところを使ってしまうことで、元々得意ではない働きをさせられているその部位は疲れやすいため、痛みなどの症状を起こしやすいです。

例えば、日常しゃがむ動作が多い方で、しゃがむときに股関節が動かなくて背骨を過度に丸めてしまう(この動きは代償動作の一つです)、などの場合どうしても背骨に負担がかかりやすくなります。

原因は様々ですが、股関節を曲げると痛いことで可動域が少ないことが主な原因という場合、股関節を曲げるときの痛みが取れたり、筋バランスを整えることで股関節可動域は上がりますが、それだけで上手にしゃがめるようにはなりづらいです。

元々股関節のはめ込みが苦手であったり、痛い方の股関節を動かす時に膝が内側に入るなど真っ直ぐ動かさない癖(それも代償動作)、丸まる事が普通であった背骨やその他の感覚や姿勢のズレ、それらの癖を直し正しいフォームでしゃがみ込む練習が必要です。


そういった練習をすることにより、脳に入力される感覚、脳での統合に変化が起こり、姿勢や運動が効率的になり、身体に負担が蓄積されにくくなります。

また、長引く痛みの場合は特に中枢性感作というものを起こし痛みを感じやすくなっている場合がありますが、その改善にも運動療法は有効で、運動誘発性痛覚低下(メカニズムは脳、下行性疼痛抑制機構、その他の影響と考えられる)というものがあり、例えば膝が痛い場合に上半身の運動をしたとしても、膝の痛みを抑えてくれます。

痛いところの負担になり過ぎるものは注意した方が良いと思いますが、痛みがあっても、何でも良いので運動はした方が良い、ということも言えます。

(鍼灸の適応と研究についてもご覧下さい)

ピラティスとは

ピラティスとは、運動療法であり、運動学習をすることです。

理想的な姿勢を学び、理想的な体の動きを学び、そしてそれを一生の記憶として染付かせることによって、QOL(生活の質)の向上、慢性的な痛みの改善、更には障害予防やパフォーマンスの向上を導き出すことが可能になります。


当院のPHI(Performance Enhancement International)ピラティスは、病院でのリハビリテーションからトップアスリートのコンディショニングまで対象に出来るものとして、人々の機能改善とパフォーマンスアップをサポートできる国際的なピラティスであるとされています。

ピラティスの成り立ち

ピラティスはもともと第一次世界大戦中に、ドイツのピラティスという人が負傷兵のリハビリテーションを目的として開発した身体調整法です。

ピラティスはとても情熱的な人間で、「私は正しい、私のエクササイズをしなさい、そうすれば頭痛薬や病気はありえない。世界中で私のエクササイズをするべき」と言っていました。

ただ当時、多くのダンサーには受け入れられましたが、医療や教育の現場で正式に採用はされていませんでした。

その後アメリカのPMA(Pilates Method Alliance)という統括団体が初めて国内で法律的に認められた資格を創りました。

現在は世界主要各国の医療現場においての採用も進んでいます。

PHIはPMAの認定を受けており、ピラティス氏が考案したリハビリテーション、コンディショニングとしてのピラティスを継承しています。

ピラティスの効果をしっかりと出すために

一度目のセッションで変化を感じる方もいらっしゃいますが、ピラティス氏は「ピラティスは10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で全てが変わる」と言っていて、ある程度の頻度で気長に続けることにより効果が現れてきます

実感としましては、1回でもよく宣伝のビフォーアフターで見られるような姿勢変化はあると思います。ただそれはその場でのみの変化で、長期的な効果とは言えません。

継続し、4~5回で少し普段の生活での違いを感じてくることができ、週一回で10回程、2~3か月くらい経ってくると徐々に感覚や筋肉の変化が定着し、悪い姿勢や動作をすると気持ちが悪いような感覚が出てきて、半年ほどすると日常生活での身体の使い方がピラティスをやっている時のような感じになってくると思います。

ただ、ある程度良くなったからといって完全にやめてしまうと、また徐々に元へ戻ります。

基本的にピラティスは少ない動きで身体の動きをコントロールすることが多く、他の多くの運動よりも安全に行うことができますですので

運動センスや高い身体能力は必要ありませんが、症状や姿勢を改善したい、痛みをなくしたい、という強い意志を持って継続出来る方のほうが、本来の効果を得られると思います。

NASM-PESについて

NASMの正式名称は「National Academy of Sports Medicine(全米スポーツ医学協会)」です。CEOはマイケル・クラーク氏というアメリカの理学療法士で、NBAやNFLでトレーナーを務めていました。

PESとはPerformance Enhancement Specialistの略称で、パフォーマンスを向上させるスペシャリストという意味です。

リハビリテーションやパフォーマンスの向上に共通して必要となる、柔軟性、コアの安定性、敏捷性、スピード、パワーといった主要な要素を医科学的な面から考え、アスリートから一般人まで、ケガのリスクを抑えつつ、競技力のアップをさせたり、日常動作を楽に行えるような運動指導をするものです。

ピラティスのやり方

ピラティスを正しく行うためには、いくつか身体の指標となるポイントを覚えていただく必要があります。
そんなに多くはありませんので慣れればすぐに覚えられます。

ピラティスを行っている際、身体に痛みが出た場合はすぐに教えてください、不必要な痛みの場合、そのエクササイズを中止するか、姿勢や強度の修正等を行い、痛みがないように行っていきます

初めて行う場合はグループやオンラインではなく、対面のパーソナル(1対1)で行うことをお勧めします
最初のうちは特に個人の特性に合わせたところから始める方が良いですし、どういう動作になっているか、呼吸状態、余計な力が入りすぎていないかなど、細かく調整をしていないと、効果が出づらいだけでなく場合によっては障害のリスクとなります。

ちょっと運動になれば良い、という目的であれば動画やグループレッスンでも構わないと思いますが、どうしてもグループ全員に合わせた平均的な内容になりますので、ご自身のなかなか良くならない身体の症状を改善したい、という強い気持ちがあるようでしたら、パーソナルの方があなたに丁度良いエクササイズのメニュー調整、強度でピラティスを行うことが出来ます。

しっかりと注意事項ややり方を覚えて自宅でセルフエクササイズを行えばより効果的だと思います。

ただなかなか慣れてきても人に見てもらわないと分からない部分がありますので、時には他の人に見てもらうことをお勧めします。

最終的な理想は、自分の身体を感覚や動画を撮るなどしてある程度は評価できるようになり、自分で自分の身体のケアが出来るようになることだと思っていますので、身体を整えるためにこういった方法がある、ということを皆さんに知って体験していただけたら嬉しく思います。

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