当院では、PHIピラティス、NASM-PES、そこに私が様々な研修などで学び、最新の研究で有効であろうという内容を組み立合わせて行っております。
ご自身の将来の身体のため、覚えて損はないメソッドだと感じていますので、是非一人でも多くの方に知っていただきたいと思っています。

運動療法をお勧めする方
- 根本から身体を良くしたい方
- 根気よく続けられる方
- You tubeなどでやってみたがあまり効果が出なかった方
- 運動不足、苦手な方
- 姿勢改善したい方
- 運動の質(ボディメイク)にこだわりたい方
- 安全に身体を柔らかくしたい方
- 鍼灸整体だけではどうしても症状が戻りやすい方
- 運動すると身体に痛みが出てしまう方


運動療法の目的と効果
当院の運動療法の目的は、感覚を良くすることで、身体を機能的(効率的)に動かすことを可能にし、症状が出にくくなる身体づくりをすることです。
身体を機能的に使えていると、日常生活やスポーツによる疲労が蓄積しにくくなり、障害の予防やパフォーマンスのアップに繋がります。(主に筋肥大やパワーを求めている方向けではありませんが、そちらを求めている方でも、身体を機能的に使うことが苦手な方は、その練習をしてから負荷を増やしていく方が安全です)
様々なパフォーマンスを上げたい場合に、以下のような順序があります。
1,不必要な緊張の抑制(こりや張りなど)
2,軟部組織の制限をとる(皮膚や筋肉など)
3,呼吸がしっかり行える(胸郭全体、お腹での呼吸がコントロールして行えるなど)
4,関節などの可動性と安定性
5,機能的に動作が出来る事(※1しゃがむのに膝が内や外にずれやすいなどをただす)
6,パワーやパフォーマンスの強化
1から順に積み上げていくことが望ましく、不必要な緊張があるのに機能的な動作やパワーを求めることは難しいです。
1,2,と、3,4の部分的なことに対しては、運動療法よりも整体などの施術が役に立つ場合も多くあります。
※1、症状の原因として代償動作というものがあります。
代償動作とはある動きの時にきちんと使いたい関節や筋肉ではないところを使ってしまうことで、元々得意ではない働きをさせられているその部位は疲れやすく、こりや痛みなどの症状を起こしやすいです。
例えば、しゃがむときに股関節があまり動かないことで、膝を主導でしゃがんでしまったり、膝や足部のねじれなどで代償していると、様々な痛みに繋がりやすいです。その場合、それらの癖を直し正しいフォームでしゃがみ込む練習が必要です。
こういったことを積み重ねることで、脳に入力される感覚や統合に変化が起こり、姿勢や運動が効率的になり、身体に負担が蓄積されにくくなります。
また、長引く痛みの場合は特に中枢性感作というものを起こし痛みを感じやすくなっている場合がありますが、その改善にも運動療法は有効で、運動誘発性痛覚低下(メカニズムは脳、下行性疼痛抑制機構、その他の影響と考えられる)というものがあり、例えば膝が痛い場合に上半身の運動をしたとしても、膝の痛みを抑えてくれます。
痛いところの負担になり過ぎるものは注意が必要ですが、痛みがあっても、運動はした方が良い、ということも言えます。
(鍼灸の適応と研究についてもご覧下さい)
ピラティスとは
ピラティスとは、運動療法であり、運動学習をすることです。
理想的な姿勢を学び、理想的な体の動きを学び、そしてそれを一生の記憶として染付かせることによって、QOL(生活の質)の向上、慢性的な痛みの改善、更には障害予防やパフォーマンスの向上を導き出すことが可能になります。

当院のPHI(Performance Enhancement International)ピラティスは、病院でのリハビリテーションからトップアスリートのコンディショニングまで対象に出来るものとして、人々の機能改善とパフォーマンスアップをサポートできる国際的なピラティスであるとされています。
ピラティスの成り立ち
ピラティスはもともと第一次世界大戦中に、ドイツのピラティスという人が負傷兵のリハビリテーションを目的として開発した身体調整法です。
ピラティスはとても情熱的な人間で、「私は正しい、私のエクササイズをしなさい、そうすれば頭痛薬や病気はありえない。世界中で私のエクササイズをするべき」と言っていました。
ただ当時、多くのダンサーなどには受け入れられましたが、医療や教育の現場で正式に採用はされていませんでした。
その後アメリカのPMA(Pilates Method Alliance)という統括団体が初めて国内で法律的に認められた資格を創りました。
現在は世界主要各国の医療現場においての採用も進んでいます。
当院のPHIピラティスはPMAの認定を受けており、ピラティス氏が考案したリハビリテーション、コンディショニングとしてのピラティスを継承しています。
運動療法の効果をしっかりと出すために
一度目のセッションで変化を感じる方もいらっしゃいますが、ピラティス氏は「ピラティスは10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で全てが変わる」と言っていて、ある程度の頻度で気長に続けることにより効果が現れてきます。
実感としましては、1回でもよく宣伝のビフォーアフターで見られるような姿勢変化や症状の改善はあると思います。
ただそれはその時のみの変化で、長期的な効果とは言えません。
ほとんどの場合で週に一回当院にお越しいただいた時のみ行うようではしっかりとした効果が出るまでに時間がかかることが多く、覚えて自宅で毎日行うことが大切です。
当院での運動指導と自宅での運動を継続すると、少しずつ普段の生活での症状や動き、姿勢の違いを感じてくることができ、2~3か月くらい経ってくると悪い姿勢や動作をすると気持ちが悪いような感覚が出てきて、半年から一年ほどで身体がしっかりと変わったとはっきり感じられることが多いと思います。
ただ、ある程度良くなったからといって完全にやめてしまうと、日常の過ごし方によってはまた徐々に元へ戻ります。
ですのでダイエットと同じで、ずっと継続することで身体をより良い状態で保ちやすくなるとお考え下さい。
基本的にピラティスは少ない動きで身体の動きをコントロールすることが多く、他の多くの運動よりも比較的安全に行うことができます。ですので
運動センスや高い身体能力は必要ありませんが、症状や姿勢を改善したい、痛みをなくしたい、という強い意志を持って継続出来る方が、本来の効果を得られると思います。
運動療法、おすすめの始め方
運動を行っている際、身体に痛みや不快な感覚が出た場合はすぐに教えてください、不必要な痛みの場合、そのエクササイズを中止するか、姿勢や強度の修正等を行い、それらがないように行っていきたいです。
グループレッスンで効果が感じられない場合には、パーソナル(1対1)で受けてみることをお勧めします。
個人の特性に合わせて行う方が効果は感じやすいと思います。
そのエクササイズがその方に合っているかどうか、やろうとしている動きが実際に出来ているか、呼吸状態、余計な力が入りすぎていないか、どこに効いているかなど、細かく調整をしていないと、効果が出づらいだけでなく場合によっては障害のリスクとなります。
ある程度自分の癖や、効果的なやり方を覚えてから、またグループレッスンやオンラインレッスンを受けると、その恩恵を受けやすいと思います。
運動になれば良い、や、グループで十分に成果を感じる、ということであればグループレッスンでも構わないと思いますが、どうしてもグループ全員に合わせた平均的な内容になりますので、ご自身のなかなか良くならない身体の状態を改善したい、という目的が叶いにくい場合には、パーソナルをおすすめいたします。
最終的な理想は、自分の身体を感覚や動画を撮るなどしてある程度は評価できるようになり、自分で自分の身体のケアが出来るようになることだと思っていますので、身体を整えるためにこういった方法がある、ということを皆さんに知って体験していただき、身に付けていただけたら嬉しく思います。
NASM-PESについて
NASMの正式名称は「National Academy of Sports Medicine(全米スポーツ医学協会)」です。CEOはマイケル・クラーク氏というアメリカの理学療法士で、NBAやNFLでトレーナーを務めていました。
PESとはPerformance Enhancement Specialistの略称で、パフォーマンスを向上させるスペシャリストという意味です。
リハビリテーションやパフォーマンスの向上に共通して必要となる、柔軟性、コアの安定性、敏捷性、スピード、パワーといった主要な要素を医科学的な面から考え、アスリートから一般人まで、ケガのリスクを抑えつつ、競技力のアップをさせたり、日常動作を楽に行えるような運動指導をするものです。
