頭痛

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鍼灸整体で頭痛は良くなるのか?

頭痛の原因によりますが、緊張型頭痛や片頭痛予防には効果があると考えます。

頭痛診療ガイドライン2021の中でも、片頭痛の予防、緊張型頭痛の治療、薬剤性頭痛、頭痛の薬物療法以外の治療法として鍼灸は肯定的に書かれており、推奨されています。

整体はガイドラインに含まれませんが一定の効果があると感じています。

(鍼について、効果の項参照)

頭痛の分類

頭痛は一次性頭痛と、他の疾患が頭痛の原因となっている二次性頭痛に分類され、主な一次性頭痛の有病率は、片頭痛8.4%、緊張型頭痛22.3%、群発頭痛0.4%です。

一次性頭痛…

片頭痛:
セロトニン説など様々な原因の説がありますが、現在は三叉神経血管説が有力視されています。
服薬が主な治療法となりますが予防に関して鍼灸も効果が期待できるとされています。
(詳しくは鍼灸の適応と研究参照)

緊張型頭痛:
病態や発症機序に関してはいまだ不明ですが、周囲の筋肉の硬さや神経系統の感作、社会的要因や心理的ストレス、が原因ではないかと言われていて、眼精疲労や疲労感を伴うこともあり、圧迫感や締め付け感を感じ、数10分から数日持続することがあります。

三叉神経・自律神経性頭痛:
群発頭痛、発作性片頭痛、短時間持続性片側性神経痛様頭痛発作、持続性片頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛疑いの5つに分類されています。

片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛以外の一次性頭痛:
一次性咳嗽性頭痛、性行為に伴う一次性頭痛、一次性雷鳴頭痛、寒冷刺激による頭痛、頭蓋外からの圧力による頭痛、一次性穿刺様頭痛、貨幣状頭痛、睡眠時頭痛、新規発症持続性連日性頭痛、等があります

薬物の使用過多による頭痛:
薬物の使用過多により以前までの頭痛が悪化したものをいいます。服用している薬によりますが、月に10日から15日服用していると診断となります。治療法は、原因薬物の中止などです。

片頭痛や緊張型頭痛では不安や抑うつを伴いやすく、精神疾患としてのうつ病や不安症(パニック症など)を伴うことも多く、これらの精神状態の共存は、頭痛の慢性化の要因となり、日常生活支障度の悪化につながってしまいます。

二次性頭痛…

中枢性疾患、脳血管障害や外傷、感染症、精神疾患、顎関節症、帯状疱疹後神経痛、ニューロパチー、高血圧月経困難症に伴うもの、目の炎症、緑内障、副鼻腔炎、中耳炎、などが関与している場合もあります。

頭痛の鍼灸整体治療

頭、顔、顎、首、肩、肩甲骨や背中回りから頭痛の原因と思われるトリガーポイントを探して施術し、精神的ストレスや疲労が大きく関わっている場合も多いですので自律神経に関わる部位のケアを行っていきます。

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