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鍼と按摩指圧マッサージの違い
よくマッサージとの違いを聞かれますが、例えば健康保険の適応の違いを見てみると、鍼は主に痛みやしびれなどの症状、按摩指圧マッサージは関節拘縮や筋麻痺です。
私が思うマッサージとの違いは、
・鍼は痛みや筋緊張の緩和、マッサージは筋肉の短縮や拘縮の緩和に適応
・刺激できるポイントの広さや深さ
・受け手の感覚
などだと思います。
マッサージは主に触圧刺激、鍼は侵害刺激です。
その違いによるものかわかりませんが、個人的な感覚では一カ所に与えた刺激で比較すると、マッサージに比べて鍼の方がより強い生理反応を身体が起こすように感じています。
揉んでも取れにくい凝りも、鍼だとほぐれることもありますし、やり方にもよりますが施術後のだるさは鍼の方が残りやすいようです。
身体の深い部分に刺激を与えたい場合(トリガーポイントは筋肉の裏側に出来ることが多いです)、マッサージはいくつかの硬い組織越しや組織をかき分けてることが必要なので届きにくい場合もありますが、鍼は深くても直接刺激が出来ます。
マッサージは一手で広い面の刺激が可能ですが、鍼は一点です。
多くの人が鍼よりマッサージの方が受け入れやすく、手軽に気持ちの良い感覚で施術を受けられるようです。
鍼とマッサージは、どこのどのような状態をどのように変化させたいかや、施術を受ける方の感覚や目的によって適した施術を選択すると良いのではないかと考えています。

