美顔鍼について

美顔鍼は施術者一押しの施術です。

美顔専門の鍼灸院も作りたいくらいです。

お顔の状態が良くなると、とても明るく前向きな気持ちになれますし、自信が出て、気分が良いです。

もちろん美容整形やエステも良いと思いますが、自己の再生力を高め、自分の代謝の力でお肌をより良い状態にしていき自分磨きをすること、そのサポートとして鍼の効果は高いと感じています。

美顔鍼の効果

効果の現れ方や持続性は個人差や過ごしている環境にも大きく影響を受けますが、施術直後に現れるものと、継続することでお肌のターンオーバーに影響を与え変化が現れるものがあります。

施術直後はもちろん顔が引き締まりむくみも取れ、お肌がもっちりしますが、その時の大きな変化は短期的な効果の部分が大きく、それよりも重要なのは、継続的に施術することでお肌の生まれ代わりが促進され、お肌がより良い状態に保たれること、5年後10年後のお肌へ向けたアンチエイジングに期待が出来ることだと思います。

血流が悪く、生まれ変わらなければ新しいコラーゲンや皮膚が生成されませんので、むくみ、くすみがちであったり、ハリや艶の低下、シミ、しわも増えてきてしまいます。

鍼で皮膚に傷をつけることで創傷治癒という働きが起こり、お肌のターンオーバーが促され（年齢とともにターンオーバーの期間は延長すると言われています）、新しいコラーゲンの生成や皮膚の生まれ変わりが起こり、大体1～２週間後辺りが皮膚の再生が進み一番良い状態になるという印象です（皮膚の治癒期間は2週間と言われています）。

エステやマッサージと比べて美顔鍼の良いところは、鍼は代謝を促したい場所（表皮の基底層や真皮、筋肉）に直接刺激を与えることが出来る事、鍼という傷を付ける行為が身体に大きな反応（創傷治癒）を起こすこと、お顔の皮膚はデリケートであり触れれば触れるほど剥がれて敏感になるとも言われます（オイルなどで滑らかにしておけば軽減されるのではないかとは思っています）があまり触らなくても良いこと、ではないかと考えています。

美顔鍼を行う頻度は目的によって異なりますが、まず今よりも良い状態を目指し維持をしたい場合、最初は2週間に一度（前回行った鍼による創傷治癒が完了したころ）ほどが良いと思います。（実際はそれ以上の頻度で行う方が良い場合もあります）

これからなるべく悪くならないように、今の状態を出来るだけ維持していきたい、という方の場合は4週間に一度（通常のターンオーバーが終わるころ）ほどが良いと思います。

また、お顔の状態には、ストレスが溜まっていたり、日常生活の乱れ、飲食の不適切があったり、過労、睡眠不足、痛いところがあるなども影響を与えますので、可能であればお身体の施術も併用していただくことをお勧めします。

フェイスラインをすっきりさせるような鍼と通電、ほうれい線・眉間・マリオネット線に沿ってコラーゲンの生成を促すような鍼、頬や前頭部には引き締めるような通電（ＥＭＳ）をして顔の筋肉の引き上げを狙う鍼、これらの施術で上記の効果が期待できます。

ご本人の感想

施術直後：顔全体や目の周りがすっきりとしてぱっちりした、顔がシュッとした、顔の歪みが取れた、顎がうごかしやすくなった（咀嚼筋群にはアプローチすることが多いです）、肌の血行が良くなった、肌が潤った

次の日：朝お化粧がのりやすい、まだ顔がシュッとしている感じがする

1週間後：朝の皮膚の状態は良くお化粧はのりやすい、まだ全体的に少し効果が残っているような感じもする

美顔鍼におけるご注意と副作用のご承諾について

※美顔鍼と美容整形の施術を併用される場合、その部位への刺激過多や血流増進を避けた方が良い場合がありますので、ヒアルロン酸やボトックスなどの注射、糸リフト、レーザー治療、ハイフ、フォトフェイシャル、超音波治療、等を行っている方、脂肪吸引、お顔に脂肪などを注入されている方、手術された方は、事前にご相談ください。

※美顔鍼施術の際には、内出血やお肌の反応が起きることがあるということにご承諾をいただけますようお願いいたしております。（承諾書にサインをいただいております）

・内出血

どうしても鍼を刺すという性質上、外出血（これは圧迫すればすぐに止まります）や内出血（鍼の副作用参照）が起こってしまう場合があります。

内出血が吸収され目立たなくなるまでの期間は、短くて2～3日、大体は1～2週間、長いとそれ以上になってしまいますが、シミが残るというようなことはなく、お化粧で隠せる程のものがほとんどです。

初めての方は内出血が出やすいかそうでないかわかりませんので直後に結婚式や撮影などのイベントがある場合、美顔鍼は控えた方が良いと思います。

内出血は審美的には良くありませんが、出血した部分には創傷治癒という自己治癒能力が働き、古くなっている部分を取り除き、コラーゲンやヒアルロン酸などの成分を作り出してお肌を再生してくれますので、悪いものではありません。

・お肌の赤みや痒み

敏感な方は一時的にお肌が赤くなったり痒みを感じることがあります。

鍼を刺した場所はフレア現象といって血流が増加し、赤くなり少し、それにより痒みを感じる場合がありますが、その赤さや痒みが強い方がいらっしゃいます。

これはあまり掻いたりしなければ数時間から数日で自然に落ち着きます。

この場合は激しい運動や飲酒、入浴など血流を増加させることにより症状が悪化する場合がありますので、症状があるうちはこれらをお控えください。